伏見天皇勅願 本尊 眼守護
日切不動尊 所願成就

境内のご案内

仁王門(山門)

古い様式をとどめたまま、昭和に二度の大修理。
門前に久美浜湾が広がります。
金剛力士像二体(鎌倉時代初期)。

不動堂

日切不動明王を安置。
昭和五十八年新改築。我が国唯一の重層宝形造。(高さ26m)
和様・唐様・天竺様を融合した珍しい様式。設計・施工は、
金閣寺再建にも関わった現代の名工・中村淳治棟梁・
薬師如来・毘沙門天・役行者も安置。

六角堂

日切不動尊絵馬、縁結び絵馬、千羽鶴の奉納所。(中村淳治棟梁の設計・施工)

本堂

江戸時代様式のままに,昭和初期、中期に大修理。
(中村棟梁) (単相層宝形造瓦葺)
本尊十一面観世音菩薩。(秘仏)

閼伽井(あかい)の水

眼にご利益があると伝わる名水。

子安地蔵堂

安産、子育ての地蔵菩薩。 安産子育て絵馬があります。

庫裡(総受所、授与所)

持仏堂本尊阿弥陀如来坐像。 ご祈祷お申し込み、御守、花の寺授与品、御朱印等。

鐘楼

鐘はご自由にお撞き頂けます。

水子地蔵

水子供養は受所にてお申し込みください。

じゅざんせんねんせき
珠山千年石の庭

観音山旧境内の長い石段の石を敷石に活用した、“花とやすらぎの庭”。
令和2年、御庭植治次期十二代小川勝章氏(京都市)の監修を得て大改修した。
「つつじ観音」と観音山山頂の権現堂に祭祀されていた「白山権現」がお祀りされている。「みつばつつじ山」(自生林)の上り口となっている。

「みつばつつじ」の自生林

境内を囲む両側の山の斜面を適度に手入れすることによって、自生の「みつばつつじ」(見頃は、4月初~中旬)の生育を守っている。マンサク、コブシ、山桜、ガマズミなどどの落葉広葉樹の下に、さまざまな山野草が咲く。
珠山千年石の庭」の庭から登る。回遊式の遊歩道(10分で可能)がよく整備されていて、草履でも歩くことができる。5分コースと10分コースを選ぶこともできる。季節により、山野草も楽しむことができ、頂上からの見晴らしもよい。